メロンの階級
メロンを市場に出荷する時、重さ 個数の他に等級というものをつけます。
良いものから順に 富士 山 白 雪 が製品の等級です。
他にキズ(A)とか色(完熟)などがあります。
通常は1箱に6個入れるのが基本です。重さは内容量で6kg~10kgとなります。
これより重くなった場合は5個入や4個入になり、軽い場合は7個入や8個入になります。
最上級の「富士」は6個入 9.0kgまで となっているので1個あたりの重さは1.2kg~1.5kgということになります。
参考までに温室組合の場合は6個入 8.5kgまでになってますので重さは1.45kgまでが最上級メロンということになります。
では、それよりも大きいものは高く売れないのか、というと時期にもよりますが年間通すと大きい方が高く売れる傾向にあります。
この等級は基本的には自分の判断で決めるのですが、なにで決めるかというと
まずは 形 正円形が理想
次は ネット しっかりしたネットが均一にバランスよく入っている
最後に 玉揃い 1箱のメロンが同じ大きさ 同じ形 同じネットでなければいけない
静岡のメロンは他産地に比べると特に外観(ネット)を重視してきました。
外観は良くなくても中身は同じ・・というのはあながち間違ってはいませんが、同じ環境で育ったメロンの場合、しっかりネットが入っているものの方が実が締まっていてコクのあるメロンである場合が多いです。
関連記事