土壌還元型農業
「土壌還元型農業」 勝手に自分でつけた名前ですが・・
ある売り場で先輩農家さんから聞いた話
「普通にやっていたら農家なんて儲からないだろう」
「漬物屋から出る野菜ゴミを畑に鋤き込んで肥料代わりにしている」
「だから、無肥料 有機栽培なんだ」
植物を畑に鋤き込むのは「緑肥」というもので別に珍しい方法ではない
実際に私もメロンの樹をみかんの樹の根元に置いたりするし、とうもろこしガラは刻んで畑に振りまいたりする。
栽培とかエコロジー的にメリットとアピール性はあるけど、注目すべきは野菜ゴミの処分代として結構な額の利益があること。
業者は処分するためにお金は掛かる てきとうに放置すると、腐って異臭が出るし、不法投棄になる。
リサイクル エコロジーがもてはやされる昨今では業者も農家も宣伝材料になるかもしれない。
良いことばかりではないだろうし、自分の環境で実践できるのかどうかはわからない。
でも、普通にやっていたら、あんまり儲からないのは事実。
土の能力で産業廃棄物を処分し、なおかつ有効利用する
より自然型農業かもしれない。
この前観た映画「恋するトマト」でも野菜クズを堆肥にして使っていたなあ
行政でも家庭からでる生ゴミの処理にはかなりお金が掛かっているだろうから、行政が積極的に仲介してくれればスムーズにいくかもしれない。
今後の検討課題だ。
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