メロン栽培の土壌消毒に関しては、何度かブログでも紹介しているのだけれど
静岡メロンの場合、蒸気による土壌消毒が一般的です。
連作栽培をする場合、土壌障害が出る可能性がある。
その予防の為に土壌消毒を行う必要がある。
蒸気消毒は、単純に土を100度の蒸気で蒸して殺菌してしまおう、というやり方。
そのためには、ボイラーをはじめ、蒸気熱に耐えるベットと蒸気を通すパイプなどが必要となる。
100度の蒸気を扱うわけだから当然危険も伴う。
だけど、薬剤を使う方法と比べて、生産物に対する危険性はほとんど無い。
なにしろ、蒸気の元は水ですから。

大体1時間位で土が100度近くになります。
30年以上前からこのやり方で変わっていません。
メロンの栽培も含めて先人の技術やアイディアはつくづくすごいと感心させられます。