
この畑は地元小学校の管理農園です。
先週の土曜日に小学校の畑にサツマイモを植えるための下準備にマルチがけ作業をしてきました。
実は、うちにはもう小学校の生徒がいないので用はないはずだったんですが、今はこの地元に小学校の生徒を持つ農家が1人しかいないらしくて、急遽頼まれて助っ人してきました。
作業自体は簡単で一人でもやれる作業なので、4人集まれば、ものの30分で作業は終了。
でも、いつも私はその後の歓談が楽しみだったりする。
地元に住んでいても、作物が違うとほとんど会う機会も無いので、会うと
「調子はどうですか?」などと、切り出す。
その時の話で、磐田とか浜松の市場に直接荷物を運んでる先輩農家の話では
市場の活気が以前よりも無くなったということ。
なんでも、この地域の八百屋が激減しているとのこと。
もちろん、市場には八百屋さんだけが出入りしているわけではなく、料理やさん、惣菜やさんなども出入りしているわけだけど、毎日コンスタントに仕入れをしている八百屋さんが減るのは市場にとって困った状況だと思う。
そうなれば、相場も出ないし、数少ない生産農家も離れていってしまう。
こんにちは。
農業の仲間が減ってしまうのは寂しい事ですね。
私は、農の風景を後世に伝えていかなくてはと思っています。
確かに、自分のところも順風満帆ではないけれど、農業をしていて損をしたと思ったことはあまりありません。(まったくないとは言い切れない)
でも、農業をしていて良かったと思ったことのほうがはるかに多いです。
娘には、「これからの農業は、やり方しだいでおもしろくなるよ~」と、後継者育成教育をしています。
農業って楽しくないですか?
収穫の喜びや、お客様の笑顔が見られた時など、農業をしていて良かった♪と素直に思えます。私だけ?
>Yokoiさん ソムリエさん げんきです
お二人のおっしゃるとおりです。
残さなきゃいけないもの
子孫に伝えていかなければ ならないこと。
しっかり見つめておかないと 取り返しのつかないことがいっぱいです。
農業 だけでなく、林業も漁業も
私達のような お菓子作りの世界も例外ではありません。
後継者を育てることを まじめに考えないと
とんでもないものを 押し付けられて 文句も言えない あれあれって 世の中になっちゃいますよね。
佐野さん
いえいえ、共感できるところはありますよ。
私の場合、ビジネスとしては非効率で忙しいばっかりですが、お金のことを考えなければ、気楽な商売だと思ってます。
ただ、現代社会の中では特殊な産業になりつつあると思いますよ。
そこがまた狙い目かもしれませんが。
げんきさん
よーくわかります。
しかし、農業もビジネスですから「栄枯盛衰」のごとく、変化は止められないです。
まあ、あまり深く考えずに気楽に楽しくやれればいいです。
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